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1-3 司会進行役に低線量被ばくの害を訴える専門家を起用

低線量被ばくの定義(線量とその源)について一致した意見はないが、許容線量最高値を放射線防護測定審議会(NCRP)が1971年に決めたので、これが適正かを議論することがセミナーの目的だと、モーガン博士が述べています。会議はモーガン博士が17の議題を紹介するたびに、自分の見解を述べ、パネリスト間の議論に進む形式をとっています。


モーガン博士:では、会議の進め方をご説明いたします。この会議の目的は、低線量放射線被ばく、被ばく源、被ばくを下げ規制する方法、被ばくの生物学的結果、放射線防護規制とその正当性、これらの問題に関する研究プログラムなどを議論することです。

 オッティンガー議員(Richard Ottinger 1929- 民主党下院議員)が委員長をしている「環境研究会議」のスタッフが用意してくれた17の質問に答える形式で、新たな疑問を提起することになると思います。原子力エネルギーの推進派や反対派すべての人を完全に満足させるような解決策や回答を、私たちに期待されているわけではありません。

 しかしながら、ハート議員、私たちが問題のいくつかを明らかにし、議員の皆さんやスタッフの皆さんが問題をよりよく理解し、どんな措置をとれば、適切な修正を実行できるかの答えを提供できると希望しています。

 今日は5時までに終わらせるという非常に厳しいスケジュールなので、パネリストの皆さんの発言時間を3分に限らせていただきます。課題5だけは一人5分許されていますが、それ以外の課題に対するコメントは時間通りにお願いします。(中略)午前と午後のセッション終了の前に質疑応答を15分予定しています。フロアから質問やコメントを受け付けますが、特に議員とスタッフからお願いします。市民のみなさんで質問がある場合は、議事録に記載するために、お名前を名乗っていただきたいと思います。(後略)