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ただちに危険はありません

No Immediate Danger

 今から40年近く前にアメリカ議会が放射線の低線量被ばくの危険性を検証し、許容線量の見直しを検討する会議を開催しました。スリーマイル島原発事故の3年前、チェルノブイリ事故の10年前です。アメリカ議会はこの2年後にも同様のセミナーを開いて、大勢の議員と一般市民が、低線量被ばくは無害という専門家と、有害だから被ばく許容線量の基準を下げるべきだという専門家の論を聞きました。議員たちが低線量放射能問題に真剣に向き合おうとしていたことが窺えます。この会議の議事録の特徴は、フロアの議員たちと市民からの「拍手かっさい」まで記載されていることで、臨場感が伝わるとともに、議員と市民がどの論に賛意を表明しているかもわかる貴重な記録として「拍手かっさい」したいものです。

この二つの会議における議論の内容は、3.11以後の日本で生きるわたしたちにとって参考になりはしないかと思い、主要部分を翻訳要約し紹介します。翻訳要約ができた順にアップしていきます。全体を通して読みたい、プリントアウトしたい方には、各章ごとのPDFもアップしますので、お使いください。このサイトからの引用や転載は、営利目的(出版販売など)でなく、目的が公衆にとって益となる場合は自由です。ただし、引用/転載元(以下に記すネット・アーカイブのURLと当サイトのURL)は明記してください。

なお、このサイトの題名は、この会議に参加したロザリー・バーテル博士の有名な本(No Immediate Danger)の題名を拝借しました。

noimmediatedanger

電離放射線低線量に関する議会セミナー①
日時:1976年5月4日午前9時半〜午後5時
主催:アメリカ下院第94回議会「内務委員会 エネルギー環境小委員会」
於: アメリカ議会議員会館
議事録:2013年にデジタル化され、閲覧可能。
Proceedings of a Congressional Seminar on Low-Level Ionizing Radiation: a Report Transmitted by the Subcommittee on Energy and the Environment of the Committee on Interior and Insular Affairs of the U.S. House of Representatives Ninety-Fourth Congress, Second Session, November 1976:
https://archive.org/details/profcon00unit

電離放射線低線量に関する第2回議会セミナー②
日時:1978年2月10日午前9時半〜午後5時
主催:アメリカ議会環境研究会議、環境政策研究所、原子力産業フォーラム
於: アメリカ上院議員会館
議事録:Radiation Standards and Public Health: Proceedings of a Second Congressional Seminar on Low-Level Ionizing Radiation, February 10, 1978

(最終更新:2015年6月6日)